※本対談の質問コーナーにて、「上祐さんは、女性から見てどうか」というご質問がありましたが
この質問は会の趣旨と関係なく、興味本位で、性的な誤解をも招きかねない質問だと思いました。
「女性から見て」と限定する意図を質問者に問うてみるべきだったのですが、終了時間が迫っていたこともあり、それをせずに取り上げてしまったことは、赤坂の浅慮でした。深くお詫び申し上げます。また、真摯にお答えくださった宗形さんに感謝いたします。(赤坂真理)
赤坂真理×宗形真紀子
「できれば生まれた幸せを感じて生きたい 〜心を心で止められると思うなよ」
人間が失敗するとき、そこには感情の暴走がある、
と経験的に思ってきました。
でも心は止まらないんです。
感情はささいなことで引き金を引かれ、
感覚や思考を巻き込んで、止まらなくなっていきます。
誰でも一度くらいは経験があるのではないでしょうか?
心は実体を持たず軽いですから、すぐ増幅し、
主人であるはずの人を乗っ取った状態になります。
自殺も、やはり心が止められなくなっているのだと思うのです。
できれば、生まれた幸せを感じて生きたい。
でも、心は止められなくなると、
それはもはや気や心のもちようでは、止められません。
だから、古代から人は、人と世界の間に
「技法」というものをはさもうとしたのではと、
作家・赤坂真理は考えます。
初期仏教って、そういうクールな技術体系だったのでは、とも。
宗形真紀子は、現在ひかりの輪という団体で、
瞑想や聖地巡りなどを指導している女性です。
隠していないことですが、元オウム真理教信者でした。
作家・赤坂真理は、取材を通して宗形真紀子と知り合いました。
ひかりの輪の何人かと交流を持ち彼らとの対話を公開していますが、
それは、彼らが「失敗を研究しよう」という姿勢を持っていることが、
失敗を隠蔽する日本社会にまれであり、
社会的な大事件の失敗の研究は、
現代に必要な知恵をもたらせるのではないかと思うからです。
START 19:00
※アーカイブ:1/4(月)23:59まで視聴可能
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