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【出演】
長嶺英貴（映画評論家 新世界東映映写技師）
存英雄（前期高齢映画マニア）
小林タクオ（ロフトプラスワンウエスト）
それは運命の手酷い悪戯だったのか……。三十年前の1992年10月、活動の円熟期に突如として世を去ったひとりの女優がいた。享年は48歳。名前は太地喜和子。余りにも早すぎる死であった。
俳優座、文学座といった名門劇団で本格的な芝居を学び、実力派女優として舞台でも映画でもキャリアを積んだ喜和子は、76年にはキネマ旬報の助演女優賞ほかを受賞。色気があり陽気でお人好しという愛される人柄ともに、個性的な役を妖艶に演じ、多くのファンを魅了した。
今回は大阪市九条のシネ・ヌーヴォにおける【没後三十年 女優・太地喜和子】特集上映の実現を記念し、長年の喜和子ファンである「新世界東映 映写技師」の長嶺英貴氏を中心に、彼女の魅力を語る「10月に散った喜和子を俺たちは忘れないぜトークショー」を10月17日（月）に緊急実施！彼女の代表作6本について粛々と、そして熱く振り返りたい。
■太地喜和子について■
杉村春子の後継者と目され、活躍が最も期待されていた1992年10月13日、舞台「唐人お吉ものがたり」の巡業先だった静岡県伊東市で、乗っていた車が海に転落、わずか48歳の若さで死去。その衝撃に演劇・映画界は揺れた。豪快な酒と自由に奔放に生きた伝説の情念の女優。
■特集上映について■
シネ・ヌーヴォの【没後三十年 女優・太地喜和子】特集上映は10月29日（土）から行われます。詳しくは劇場の下記の公式サイトでご参照ください。
www.
